他人のニオイで気になるのは、82%で断トツ1位の口臭
会社で、電車内で、ふとした時に気になるニオイ、これって何のニオイ!?って思った時の原因の8割は口臭だということ、知ってましたか?
江崎グリコ調査の「いまどきの口臭事情」によると、他人のニオイで気になるのは、82%で断トツ1位の口臭。自分の口臭を気にする人ほど、他人の口臭も過剰に気になってしまう、というデータ結果も出ています。
他人の口臭が気になる場面「職場、学校」「電車、バスなどの中」「家庭」がベスト3。
他人の口臭が気になる場面としては「職場、学校」(62.1%)、「電車、バスなどの中」(42.6%)、「家庭」(21.4%)がベスト3。
これらの場面で口臭を感じると83.9%の人が「迷惑」と思っているのに対して、それを誰にも言わない、言えないという人は72.5%もいるのです。
つまり、不快なニオイを発する人は、周りの人に対して「臭い」という肉体的ダメージを与えると同時に、指摘できない、
指摘しづらいという精神的ダメージをも与えることに…。
口臭は嫌がらせをしようとして放っているのではないので、気づかないまま結果的に嫌がらせして「スメルハラスメント」に当たってしまう場合もあるのが怖いところ。
誰もが“被害者”になると同時に、“加害者”にもなる可能性が高いというから、口臭予防していない人は“マナー違反”といわれても仕方ない時代なのかもしれません。
具体的に30代女性がしている口臭予防。。。
具体的に30代女性がしている口臭予防では、「歯磨きをする」(48.5%)、「お茶や水などを飲む」(46.5%)、「ガムをかむ」(43.5%)が多数。
口中ケアのタブレットやキャンディーを利用する人は31%、舌苔(舌の汚れ)をとる人も26.5%と少なくありません。
ここで注目したいのが舌苔(ぜったい)という舌の汚れ。鏡で見ると舌に白い汚れが付着しているのが見えますが、これが舌苔です。
口の中からはがれ落ちた粘膜細胞や、食べ物のかすなどの固まりで、タンパク質を多く含んでいます。
舌苔は歯垢と同様に細菌の温床で、口臭の原因になるほか、厚く堆積すると味覚障害が起こる可能性もあります。
同データでは、13%のもの人が、口臭が原因でつきあいをやめたり、避けたりしているとか。「お口のニオイが縁の切れ目」にならぬよう、人と会う前には必ずチェックするのを習慣にしたいですね。